Twitter facebook Instagram YouTube

宝塚歌劇団の振付家・羽山紀代美さんが死去 生徒出身振付家の先駆者 「エリザベート」など振付

スポーツ報知
宝塚大劇場

 宝塚歌劇団は13日、宝塚歌劇団の元理事で、振付家の羽山紀代美さんが、10日に死去したことを発表した。78歳だった。葬儀は故人の意思により、密葬ですでに執り行われた。

 羽山さんは1961年に宝塚歌劇団に入団し、星組でダンスの得意な娘役として活躍。73年に退団後は、同歌劇団で生徒出身の振付家の先駆者として数多くの作品で振付を担当した。また歌劇団や音楽学校で後進の指導に当たるとともに、振付家の育成にも尽力した。主な振付に1996年雪組で初演された「エリザベート ―愛と死の輪舞―」、「王家に捧ぐ歌」(03年、星組)、「NEVER SAY GOODBYE ―ある愛の軌跡―」(06年、宙組)など。

 97年には歌劇団理事に就任。2006年には菊田一夫演劇賞特別賞受賞。14年には「宝塚歌劇の殿堂」に振付スタッフとして殿堂入りを果たした。

芸能

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×