【ロッテ】今季初のサヨナラ勝ちでパ首位キープ 「みんなでつないだ勝ち星」と吉井理人監督

スポーツ報知
9回1死二、三塁、藤岡裕大が中前にサヨナラの適時打を放ちナインから派手に水を掛けられる(カメラ・今西 淳)

◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ5―4広島(10日・ZOZO)

 ロッテが今季初のサヨナラ勝ちでパ・リーグ首位をキープした。

 4―4で迎えた9回裏1死二、三塁で、藤岡裕大内野手が広島・栗林のカーブを中前に運び、接戦に決着をつけた。プロ6年目で初めてのサヨナラ打に、藤岡は「競った試合で勝ち切れてよかった。(ウォーターシャワーで)寒いけど気持ちいいです」と声を弾ませた。

 試合後、吉井理人監督は「藤岡が結果的に決めたんですけど、それまでしっかりみんなつないでくれたので、みんなで勝った勝ち星だと思います」と、満足そうにナインの奮闘を讃えた。

 同点の6回には「ここが勝負」と、出塁した4番のグレゴリー・ポランコ外野手と5番の山口航輝内野手に代走を送る勝負手に出た指揮官。盗塁や相手の暴投で無死二、三塁とチャンスを広げ、角中勝也外野手の犠飛で狙い通りの勝ち越し点をあげた。

 しかし、直後の7回に、開幕から21試合連続無失点だった西村天裕投手が逆転を許す大誤算。それでも、8回には代走で途中出場だった友杉篤輝内野手の安打をきっかけに、角中がこの日3打点目となる同点二塁打。9回には下位打線が作った好機に藤岡がサヨナラ打と、打線がしぶとくつながって白星をつかみ取った。

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