【阪神】岡田彰布監督、6月は不安定なリリーフ陣を懸念「まだ、そこまで確立されへんやんか」一問一答

スポーツ報知
4回2死、右越えソロ本塁打を放った江越大賀(手前)を見つめる岡田彰布監督(右)(カメラ・中島 傑)

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム4―3阪神(10日・エスコンF)

 阪神は序盤のビハインドを一時追いついたが、8回に勝ち越しを許した。今季初の3連敗で、無傷8連勝中だった土曜に初黒星。2カード連続の負け越しも今季初めてとなった。貯金は15に減ったが、2位・DeNAも敗れて4・5ゲーム差を維持した。

 先発の大竹は今季最多111球で7回0/3を7安打、同ワーストの4失点で今季初黒星。過去8試合の登板でチームは全勝中だったが、不敗神話が崩れた。同点の8回に続投させた先発左腕が勝ち越しを許し、岡田彰布監督は「まだ(リリーフが)そこまで確立されへんやんか。(チームが)勝ち越してたら(大竹を)代えられたけど」と指摘。5月の防御率1・99から、6月は同3・12と安定感を欠くリリーフ陣の影響を指摘した。

 以下は岡田監督の試合後の主な一問一答

―大竹は序盤に失点したが、試合をつくった

「今日は悪かったなあ。マウンド合わんかったんかな。高めばっかりいっとったよな」

―その後は調子を上げていった

「だから、あっこまで投げたんやんか。それだけや」

―連戦のなか、継投のタイミングに違いは

「継投のタイミングて、そら、万全で湯浅までいけるんやったらいくけど。そういうことやろ? 勝負つけるとこまでいかんと、しゃあないやんか。後ろ3枚、ビシッといけるんやったら、そら。まだ、そこまで確立されへんやんか。(チームが)勝ち越してたら、(大竹を)代えられたけどな。同点じゃ、やっぱりなあ。加藤(豪)まで、3番までと言っとったけどな。4番からな、あの右(打者、万波)が嫌やったから。そこからは加治屋をいくつもりやったけど、(加藤豪に中前適時打された)あの一球はちょっと甘かったなあ。最後の一球な」

―DH制の戦いで、打線は流れに乗りにくいか

「いや、そんなことないやろ。あんまり振れてないということやろ」

―ここまで、3連敗がなかったことがすごい

「調べてないん? 調べてないんやろ」

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