◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク6―10巨人(10日・福岡ペイペイドーム)
ソフトバンクが今季初の2ケタ失点で巨人に打ち負けた。
初回に坂本の先頭打者弾で先制を許す。2点を追う3回に中村晃、柳田の適時二塁打などで3点を奪って逆転したが、直後の4回。先発の石川が大城卓に逆転3ランを献上。坂本の適時二塁打と梶谷の中前適時打でこの回一挙5失点と崩れ、KOされた。4回途中7安打6失点で3敗目を喫した。
7回は甲斐野が岡本和に2ランを浴び、8回は大津が梶谷に右前適時打を許し、味方の失策が絡んで2失点。今季54試合目で初めて10点以上を奪われた。
打線は4回に打点を挙げれば昨季から30連勝中だった甲斐が2戦連発の5号ソロ。7回には近藤が3戦連発の8号2ランを放つなど反発力を見せたが、反撃及ばず。交流戦は同率首位こそキープしたが、“甲斐打点”の不敗神話がストップ。甲斐が打点を挙げて敗れたのは昨年4月30日の楽天戦(楽天生命)以来406日ぶりとなった。