◆ミッドナイトボートレース3rd3日目(9日・ボートレース若松)
「何をやっても反応がないのでどうしようもない―」。ドリーム組の原田篤志が苦戦を強いられている。2日目後半こそインから逃げて今節初勝利を収めたものの、機力は明らかに劣勢。一向に上昇の兆しが見えない。
巻き返しを期した予選3日目も思うようにポイントを伸ばせず、ここまで得点率はまさかの23位タイ。一気に土俵際まで追い込まれた。「マフラーの高さを調整したり、リングを換えても反応がない。(ドライブ)シャフトが曲がっていたのでそれも換えたし、キャリアボデーも。やれることはやっているんだけど…」とワースト級の46号機に手を焼いている。
しかし、主力選手として簡単に引き下がることはできない。「これで諦めるのもしゃくなので、思いつくことは全部やりますよ」。勝負の予選最終日は絶好枠(8R)で登場。ビシッと逃げて、準優進出戦へと望みをつなぐ。