◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス0―6巨人=延長10回=(8日・京セラドーム大阪)
規格外のモンスターに巨人打線がどう挑むのか。ホントに見たかった。オリックスの20歳、山下舜平大です。残念ながら登板は金曜のDeNA戦とのこと。仕方がない。日本シリーズでお会いしましょう。
「舜平大」という名前の由来がオーストリア出身の経済学者ヨーゼフ・シュンペーターというのは、もうおなじみの話。ここで少し気になることがある。「シュンペーター」って名字ですよね。
例えば松坂大輔さん。その「大輔」は、荒木大輔さんにちなんで命名されたものだ。もし松坂さんの両親が名字の方にグッときていたら「松坂荒木」という名前になったのか。いや、案外といいな。何だか武士っぽい。
確かに「ヨーゼフ」だとどんな漢字を当てても(洋是富とか…)日本人の名前としては、かなり異色だと思う。でも「〇〇平大」ならなじみ深い。だいたい本家?のシュンペーターとは関係なく、読みも字面も普通に格好がいいもの。「大輔ブーム」から43年。今年の赤ちゃんの名前は「舜平大」がトレンドになったりして。
そんなわけで2試合連続の完封勝ち。僕の記憶が確かなら、交流戦で前年の日本一チームに勝ち越したのって2018年のソフトバンク戦以来、5年ぶりの快挙じゃないか。
こうなると心配なのは次の試合。最高と最悪が、希望と絶望がワンセットになっているのが、今季の我が軍だ。チーム全体がブリンソン化しているのかも。正直、福岡に行くのが怖い。
そのブリンソンと入れ替えで1軍に復帰したオコエ瑠偉。お前さん、やるじゃないか。「昇格即」っていうのが大事なんだ。1軍と2軍の差って実力そのものよりも、ここぞで「よだれを流せるかどうか」がモノを言っていると思う。
さて、オコエの名前絡みで面白い話はないかとアーカイブを見ていたら、過去に「なりすまし被害」にあったとの記事が。「自分はOkoe RuiではなくてOkoye Louisです。偽物の方、間違ってるよ」とコメントしてましたが、すいません。巨人に来るまで僕も「Rui」派でした。「舜平大」を「しゅんへいた」と誤読するくらい恥ずかしいですね。