◆日本生命セ・パ交流戦 西武2―8中日(8日・ベルーナD)
中日・細川成也外野手が、自らの月間MVP初受賞を祝う3安打&3打点の大暴れで2カードぶりの勝ち越しへ導いた。
自打球で負傷の石川昂に代わって移籍後初4番に座ったが「全然いつも通り…という感じ。(初回に)チャンスで打てたのが良かった。先制点を取って勢いづくためにもあの場面で打ててよかった」と喜んだ。
5点リードの7回先頭では3番手・ボーから「完璧です」という、バックスクリーンへ飛び込む特大の6号ソロ。6年間所属したDeNA時代の6本塁打に、開幕からわずか3か月で並んだ。
この日は5月の「大樹生命月間MVP」賞が発表されプロ7年目で初受賞。現役ドラフトからチャンスをつかんだ背番号0は「友達であったり、いろんな人からメッセージきた。5月だけで終わることなく、6月からも、もっとチームに貢献できるようにやっていきたい」と、浮かれる様子は一切なかった。
西武・松井監督と“PL学園”出身対決も制した立浪監督は「(シーズン通して)ここまで試合出たのは初めて。よくやってくれている」と、若きスラッガーに目を細めた。