【広島】九里亜蓮から1ー0完封リレー 防御率1・83でリーグトップ浮上「必ずどこかで点を取ってくれると思った」

スポーツ報知
7回2死二塁、上川畑大悟を二ゴロに打ち取り雄叫びを上げる九里亜蓮(カメラ・中島 傑)

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム0―1広島(7日・エスコンフィールド)

 九里の7回無失点の好投から3投手のリレーで今季3度目の1―0完封で快勝した。チーム単独トップの5勝目を挙げ、防御率1・83で阪神・村上を抜き、リーグトップに浮上した右腕は「必ずどこかで点を取ってくれると思った」と女房役・坂倉の5号ソロで奪った1点を守り抜いた。

 新井監督は就任時に投手陣の球数マネジメントを掲げて先発陣に休養を与えながら、九里だけは「タフ」として“特別扱い”だ。唯一、開幕からローテを守り続ける。その信頼に応え、5月31日のオリックス戦(京セラD)ではカード13連敗をストップ。この日は18年以来5年ぶり(20年は中止)の交流戦連勝、敵地で19年以来8カードぶり勝ち越しに導く勝利をもたらした。

 交流戦8戦平均2得点の貧打も、ディフェンスでカバー。7回2死二塁から菊池、最後は9回2死三塁から遊撃・矢野が守備で同点を阻んだ。「バッテリー中心に守り勝った試合だった」と指揮官。2カード連続の負け越しスタートから4勝4敗のタイで貯金2に戻した。(畑中 祐司)

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