◆日本生命セ・パ交流戦 楽天3―11阪神(7日・楽天モバイル)
楽天・田中将大投手は5回8安打5失点(自責4)で今季4敗目を喫した。前回登板の5月31日・DeNA戦(楽天モバイル)では7回4安打1失点で約1か月半ぶりに白星を挙げたが、この日は中軸に捕まり苦しいマウンドとなった。
両軍無得点の3回1死満塁。佐藤輝に149キロの直球を完璧に捉えられ、右中間へ走者一掃の適時三塁打にされ先制点を献上。2―3の5回1死では再び佐藤輝が141キロのスプリットを右中間へ運ぶ三塁打に。味方の失策も絡みこの回2点を失った。
制球に苦しんだ。5回の佐藤輝の打席では際どい球を球審にボールの判定にされ、しゃがみ込みながら苦笑いする一面も。右腕は「得点に四死球が絡んだり長打が絡んでというところだった。単純に力負けした部分はあったと思う。今日はそこに尽きる」と反省の言葉を口にした。
阪神戦は2013年6月16日(Kスタ宮城)を最後に白星なし。日本球界復帰後は2021年から3年連続で同戦に先発するも、なかなか攻略することができなかった。