大谷翔平が鈴木誠也の頭上襲う16号ソロで逆転劇の口火 エンゼルスは13連戦を白星発進

スポーツ報知
4回に16号ソロを放った大谷翔平。最初は本塁打の判定が出なかったため、三塁まで激走した(ロイター)

◆米大リーグ エンゼルス7―4カブス(6日・アナハイム=エンゼルスタジアム)

 エンゼルス・大谷翔平投手が6日(日本時間7日)、本拠でのカブス戦に「2番・DH」でフル出場。第2打席で5試合ぶりとなる16号ソロ本塁打を放ち、チームの逆転勝ちを演出した。

 4点を追う4回先頭、カウント2ボール2ストライクから先発右腕ウェスネスキの内角高めカットボールを完ぺきに捉えた。鋭い打球がカブスの右翼手、鈴木誠也の頭上を襲う。鈴木がフェンス際で懸命にジャンプしてグラブを差し出すも届かず、跳ね返ったボールは外野グラウンドを転々。大谷は三塁に到達した。審判団の協議の結果、打球は外野フェンス上の看板に当たってグラウンドに戻ってきたとして、本塁打の判定となった。協議を待つ間、同学年の大谷と鈴木はジェスチャーでやりとり。本塁打がコールされると、鈴木は苦笑いを浮かべた。

 今季初の2打席連続本塁打を放った5月31日(同6月1日)の敵地・ホワイトソックス戦以来、5試合ぶりの一発。前日(5日)は試合がなく休養十分で、さっそく自慢のバットが火を噴いた。

 第1打席は遊ゴロ、第3打席と第4打席はともに四球。2打数1安打、1本塁打、2四球だった。

 チームは大谷の本塁打で3点差とすると、続く5回に打者一巡の猛攻で一挙5点を奪い逆転。2連勝とした。この日から13連戦。幸先のいいスタートを切った。

野球

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×