◆米大リーグ ガーディアンズ4―5レッドソックス(6日・クリーブランド=プログレッシブ・フィールド)
レッドソックスの吉田正尚外野手(29)は6日(日本時間7日)、敵地のガーディアンズ戦に5月23日エンゼルス戦以来の「2番・左翼」で先発出場。2020年のサイ・ヤング賞右腕ビーバーから1回に中前安打、3回にも左前安打して早くも今季24度目のマルチ安打をマークすると、6回には右中間を割る今季15本目の二塁打して、今季4度目の猛打賞をマーク。
ただ、4打席目一ゴロ、5打席目が空振り三振で初の1試合4安打はならず、打率は3割1分9厘。再び2位に浮上してトップのビシェット(ブルージェイズ)に1分3厘差とした。
5日のレイズ戦は左腕マクラナハンに翻弄され4試合ぶりのノーヒットに終わった吉田だが、2試合連続ノーヒットに終わったのは5月9日、10日が最後とコンスタントなバッティングを続けている。7本の本塁打だけでなく二塁打も日本人選手最多の15本(大谷10本、鈴木9本)放って長打の魅力も遺憾なく発揮中だ。