大谷翔平が5試合ぶりの16号ソロ本塁打 鈴木誠也の頭上を襲う一発

スポーツ報知
4回の第2打席で打球の行方を見守る大谷翔平。16号ソロ本塁打となった(AP)

◆米大リーグ エンゼルス―カブス(6日・アナハイム=エンゼルスタジアム)

 エンゼルス・大谷翔平投手が6日(日本時間7日)、本拠でのカブス戦に「2番・DH」でスタメン出場。4点を追う4回先頭の第2打席で16号ソロ本塁打を放った。

 カウント2ボール2ストライクから先発右腕ウェスネスキの内角高めカットボールを完ぺきに捉えた。鋭い打球が右翼手の鈴木誠也の頭上を襲う。鈴木が懸命にジャンプしてグラブを差し出すも届かず、ボールは外野グラウンドに戻ってきた。打球の行方を見守っていた大谷は走り出し、三塁に到達。その後の審判団の協議で、打球は外野フェンス上の看板に当たってグラウンドに戻ってきたとして、本塁打の判定となった。協議を待つ間、同学年の大谷と鈴木はジェスチャーでやりとり。本塁打がコールされると、鈴木は苦笑いを浮かべた。

 今季初の2打席連続本塁打を放った5月31日(同6月1日)の敵地・ホワイトソックス戦以来、5試合ぶりの一発に、本拠地が沸いた。前日(5日)は試合がなく、休養十分。さっそく自慢のバットが火を噴いた。

 試合前にはブルペン入りした。スプリットを中心に16球を投げ、調整した。次回登板は9日(同10日)の本拠地・マリナーズ戦を予定。これまでは中5日で登板してきたが、今季初の中6日となる。ネビン監督は「キャリア初の200投球回も視野に入れているので、1日多く休みを与えたいと思った」と説明している。

 チームはこの日から13連戦。大谷が幸先のいいスタートを切った。

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