【日本ハム】新庄剛志監督、同点打を許した宮西尚生に「こういうときもある」…19試合ぶりの失点を責めず

スポーツ報知
8回2死一、三塁、マウンドを降りる宮西尚生(左から二人目=カメラ・中島 傑)

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム2―3広島(6日・エスコン)

 日本ハムは広島に逆転負けを喫した。1点リードの8回に失点した宮西尚生投手に対し、新庄剛志監督は「飛んだコースが良かったというところですよね」と、18試合連続無失点でチームを支えて来た左腕をかばった。

 宮西は1点リードの8回にマウンドへ。2死後、3番・秋山の二遊間への打球がイレギュラーして上川畑のグラブの下を通る中前打で出塁を許すと、続くマクブルームはフルカウントから低め一杯の球がボールとなって四球。西川には9球目の143キロ直球を左前へはじき返され、同点打となった。代わって登板した4番手の玉井は代打・松山を内角カットボールで詰まらせるも、左前へポトリと落ちて勝ち越し適時打を許した。

 試合前まで21登板で防御率0・54、11ホールドと抜群の安定感で好調のチームをけん引してきた宮西。新庄監督も「こういうときもありますよ」と信頼は不変だ。試合後に切り替えて次へ、と問われた宮西は「それしかない」。不運な1敗を、上位浮上への糧とする。

野球

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×