【オリックス】山本由伸5勝!山崎颯初S!オリメン投票2位&1位のイケメン侍リレーで貯金10 交流戦単独首位

スポーツ報知
5勝目を挙げた山本(右)は先制打の森とともに笑顔でガッツポーズ(カメラ・石田 順平)

◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス2―1巨人(6日・京セラドーム大阪)

 「オリ姫デー」にオリックスが誇る16年ドラフト同期入団、同学年のイケメンコンビが躍動した。山本由伸投手(24)が無四球で8回4安打1失点にまとめて5勝目。山崎颯一郎投手(24)は1回1安打無失点に抑えて今季初セーブを挙げた。由伸がお立ち台で「応援ありがとうございます。すごく力になって、勝つことができました」と感謝すると、黄色い声援が場内に響き渡った。

 大黒柱は爽やかに仕事を遂行した。150キロ中盤の直球に多彩な球種を交え、4回に1点差に詰め寄られてからはギアチェンジ。「より丁寧に」。通算被打率8割(5打数4安打)だった岡本和も2三振を奪って3打数無安打。「いい高さにたまたまいったんで」と控えめに笑った。自身4連勝で、18年6月3日以来となるG倒星を飾った。

 9回にバトンを受けた長身右腕は最速159キロの剛球を軸に秋広、吉川、重信から3三振と圧倒。守護神・平野佳が腰痛で離脱する中、代役をこなした。「平野さんがいないのは痛いですが、なんとかカバーできれば」。中嶋監督も「誰かがやらなきゃいけない」と評価した。

 この巨人3連戦は恒例の女性ファン向けイベント「Bs オリ姫デー2023」。今年のコンセプトは「アイドル」で、エースは韓流アイドル顔負けの写真を披露している。ファンによる“オリメン投票”は昨年のトップに続き、今年も2位。その由伸から奪首したのが颯一郎だった。「狙っていたんで、取れてうれしかった。恥ずかしい投球はできないと思った」。球場周りはドームライブをイメージした装飾が飾られ、ショップ売り場も限定グッズ目当ての長蛇の列が絶えなかった。

 チームは3連勝で今季最多の貯金10。交流戦の単独首位に立ち、リーグは2位のロッテに2差をつけた。山本が「頼りになります」と言えば、山崎颯も「由伸とは同期で同学年なんで、うれしい」。3月のWBCで世界一に輝いた2人が、オリ姫デーに期待通りの主役を張った。(小松 真也)

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