G大阪今季初連勝で最下位脱出 先発変更、半田陸の左SB起用などポヤトス監督が柔軟采配

スポーツ報知
G大阪ファン・アラーノ

◆明治安田生命J1リーグ 第16節 福岡―G大阪(3日・ベススタ)

 G大阪は福岡に2―1と勝利し、今季初の2連勝を飾った。これで5月14日の浦和戦に敗れて以来沈んでいた最下位から脱出した。

 5連敗を止めた前節の新潟戦から、ポヤトス監督は先発2人を変更。開幕から全試合で先発していた左サイドバック(SB)黒川に代え、負傷明けのDF三浦を5試合ぶりの先発に入れてセンターバックに。左SBには本来右SBの半田、右SBにはセンターバックの福岡を入れ、前節と同位置でプレーするのはDF佐藤のみというDFラインの大幅変更を行った。また中盤でもダワンを2試合ぶり先発に置き、セットプレーが武器の福岡に対し、高さのある選手をそろえた。

 前半17分、課題としているセットプレーの守備がほころび、CKから福岡FW山岸に決められて失点。しかし同24分には中盤でのセカンドボール回収からショートカウンターを発動し、FWジェバリのラストパスを相手GKがはじいたところにMFアラーノが詰めて追いついた。さらに同32分、セットプレーからダワンの折り返しを三浦が流し込み、2―1と勝ち越した。

 後半11分には福岡が元G大阪のMF井手口を投入。中盤の攻防が激しくなり、互いにチャンスも作るが決めきれない展開に。後半30分以降は5バック、終盤にはFW宇佐美を1トップに入れるなど柔軟にカードを切った。後半ロスタイムにはDF福岡が相手FWウェリントンと一触即発の事態にも陥ったが逃げ切った。

 

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