6週連続G1の最終戦、安田記念にメイケイエールで参戦します。ヴィクトリアマイルを左前脚のフレグモーネ(傷腫れ)のため回避。幸い症状は軽く、すぐに3週後へ目標を切り替えられました。栗東・CWコースの1週前追い切りも、いつも通りの素晴らしい動き。フィジカル面に関しては不安のない状態と言えます。
とにかくメンタルが大事な馬。レース前週の土曜に速い時計を出すのは厩舎の調整パターンですが、十分に仕上がっている今回は当該週の追い切りをしない判断となりました。今週の厩舎では落ち着きがあっていい雰囲気。あとはレースまでテンションを維持できるかどうかです。
スプリント戦でも引っかかるので、1600メートルに延びるといつも以上の我慢比べになるでしょう。フットワークやスタミナから、距離がもたないとは感じません。気分を損ねないことが最優先ですから、他馬の出方次第では積極的な形も考えています。能力を出し切れば、相手は関係なく勝負になるはず。G1ホースにするためにベストを尽くします。(JRA騎手)
【東京】
10Rヘイセイメジャー C
11Rメイケイエール B(本紙評価)