「ふられた気持」などのヒット曲で知られる米作詞家のシンシア・ワイルさんが死去したことが日本時間3日、分かった。82歳だった。現地時間2日にワイルさんの娘が認めた。死因は明らかにしていない。
米ニュースサイト「TMZ」によると娘のジェン・マンさんは「母は、私たち家族が求める最高の母であり、祖母であり、妻でした。彼女は私の親友であり、パートナーであり、音楽界における女性のアイドルであり、先駆者でした」と語ったという。
ワイルさんは1940年10月18日生まれ。ライチャス・ブラザーズの「ふられた気持」、ザ・ロネッツ「恋の雨音」のほか、ライオネル・リッチーの「愛に抱かれて」などのヒット曲を手がけた。87年に共同制作者の夫バリー・マンさんとともに「ロックの殿堂」入りを果たした。