鹿島FW鈴木優磨の主審にらむ行為に「あってはならない」「リスペクトに欠ける」 審判委員会が苦言

スポーツ報知
ゴールをVARで取り消されて木村博之主審(右)に抗議する鹿島・鈴木優磨

 日本サッカー協会の審判委員会は2日、JFAハウスでメディアブリーフィングを行った。5月14日のJ1鹿島―名古屋戦(国立)で、鹿島FW鈴木優磨がゴール後に主審をにらみ付ける行為をしたことについて言及された。

 鈴木は前半12分、右CKからヘッドでゴールネットを揺らしたが、直前に自身のファウルがあったとして得点が取り消された。問題となったのは同29分のシーン。同じ右CKからヘディングで先制点を挙げた直後、主審に詰め寄ってにらみつけるような行為を見せた。

 扇谷健司審判委員長は、鈴木の行為について「非常に大きな問題。誰がどうこうは別として、ああいうことがピッチ上で行われてはいけない。リーグをより良くしていく中で、あってはならない。あれを相手選手やサポーターにやったら大乱闘になる。レフェリーがしっかり対応しないといけない」と苦言を呈した。

 また、東城穣審判マネジャーは「Jリーグで注目度の高い試合で、選手がレフェリーにああいう態度を取るのはリスペクトに欠ける。見ていた小さいお子さんにいいお手本にならないといけない」と指摘した。

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