阪神・大竹耕太郎投手が、3日に先発するロッテ戦(甲子園)に向けて、甲子園の室内練習場で調整を行った。
2日の試合が天候不良のために中止となり、現在、パ・リーグ首位と好調の相手との交流戦2カード目で先陣を切る形となった左腕。昨年12月の現役ドラフトでソフトバンクから移籍し、慣れたパ球団との対戦にはなるが「交流戦だから(特別な対策)とかはないです」。今季はここまで7登板で6勝、防御率0・40と好成績を収めており、自然体で臨む意識を強調した。
2日の試合が5日に振り替えとなり、3日からチームは9連戦になる。それでも、大竹は「連戦だからとか何試合だからとかはなく、力んで長く投げないと、とか思う方が疲れそうなので普通に投げたいです」と冷静。ロッテ打線の印象は「相手のミスにつけ込んで、阪神と同じようにここで一本というところですね。昨年までと比べて、誰かがめちゃくちゃ良くなってるイメージはないので、ここぞの集中力だったり、チーム力だったりが(阪神と)似ていると思います」と話した。
2日の先発予定が流れた桐敷は、4日の才木を挟み、5日に登板する。1軍初昇格で先発した5月26日の巨人戦(甲子園)で、プロ初勝利をマーク。勢いに乗る2年目左腕は「去年(ファームで)何回か、そういうの(登板が延びる)がありました。気持ちを切らさず、しっかり明日は、準備するための切り替えってところをしっかりやっていく」と準備万端だ。「カード頭から最後になるけど、その分、2日間の試合を見て。大竹さんの時は特にそう。左バッターに対しての相手バッターの反応とかをちゃんと見ていきたいなと思います」と気合十分に登板を見据えた。