◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス9―2広島(1日・京セラドーム)
オリックス・山下舜平大投手が6回4安打1失点(自責0)の好投で開幕5連勝を飾った。
最速158キロの直球とカーブを軸に、前回登板で7球にとどまったフォークをこの日は15球も駆使。若月とのバッテリーで6三振を奪うなど、赤ヘル打線を圧倒した。
打線は1点ビハインドの5回2死満塁で育成出身ルーキー・茶野が中前へ逆転2点打。プロ入り初のV打を記録した。さらに、4点リードの8回2死満塁で右腕・藪田の甘く入った速球をフルスイング。右翼席へプロ初本塁打となるグランドスラムをたたき込んだ。
中嶋監督は監督代行時代の20年から通算397試合目で節目の200勝到達。球団では仰木彬(355試合)、上田利治(374試合)に次ぐ3番目のスピード達成だ。
チームは3カード連続の勝ち越しとなった。