大谷翔平が“お得意様”から2試合連続の14号2ラン 5月は3年連続で月間7発…27度目トラウタニ弾

スポーツ報知
大谷翔平

◆米大リーグ ホワイトソックス―エンゼルス(31日・シカゴ=ギャランティードレート・フィールド)

 エンゼルス・大谷翔平投手(28)が31日(日本時間6月1日)、敵地・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」でスタメン出場し、2試合連続アーチとなる14号2ランを放った。

 2―1で1点リードの3回1死一塁で迎えた2打席目。初球の93・8マイル(約151キロ)を前日と同様に中堅に運んだ。打球速度は107マイル(約172・2キロ)、飛距離は425フィート(約130メートル)、打球角度30度だった。初回にトラウトも13号2ランを放っており、トラウトと大谷のアベックアーチ「トラウタニ弾」は今季5度目、通算27度目となった。

 前日30日(同31日)の敵地・ホワイトソックス戦では、同点の4回先頭で迎えた2打席目に、5試合ぶりの一発となる13号ソロ。先発右腕・ジオリトの高め94・2マイル(約151・6キロ)直球を捉え、打球速度110・2マイル(約177・3キロ)、飛距離435フィート(約133メートル)を中堅に運んだ。

 4月2、3日以来、今季2度目となる2試合連続弾。ホワイトソックス戦は、メジャー6年目で11本目の本塁打。球団別ではアスレチックス(18本)、マリナーズ、レンジャーズ(ともに14本)に続いて4位タイの多さ。対戦の多い同地区(ア・リーグ西地区)以外のチームの中では最も多い本塁打数で、相性の良さを証明して見せた。

 この時点でア・リーグの本塁打ランキングで、ジャッジ(ヤンキース)の18本に次ぐ2位タイに浮上。日本人選手としては初の本塁打王へ着実にアーチを積み重ねている。

 この日は、現地時間で5月31日。5月は初戦の2日(同3日)の敵地・カージナルス戦こそ欠場したが、その後は27試合連続で出場し、月間7本目の本塁打となった。5月は21、22年に続いて3年連続で月間7本塁打。チーム57試合での14本塁打は、シーズン162試合に39・8本塁打ペースで、46発を放った21年以来の40発も視野に入ってきた。

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