【ボートレース】<素顔のクイーン>高田ひかる 人気急上昇の“まくり姫”、キャッチフレーズは「恥ずかしいけど、超うれしい」

スポーツ報知
攻撃的スタイルでめざましい活躍を見せる高田。地元・津でのG1制覇を目標に掲げた

 先月の芦屋オールスターで2度目のSGに出場した高田ひかる(28)=三重支部・113期=。4月地元・津のG1開設71周年記念は惜しくも準V。96年以降、女子では3人目となる混合G1優勝こそ逃したが、近況の活躍は目覚ましい。伸びに特化した超攻撃スタイルでファンのハートをつかみ、まくり姫といわれるまでのレーサーへと変貌を遂げた高田に現在のレーススタイルやプライベートの話、今後の目標を聞いた。

 ―4月地元の津周年記念で男女混合G1初優出。優勝戦は2コースからつけまいを敢行。2Mも先取りしたが、峰竜太のスーパーターンに屈して惜しくも準Vでしたね。

 「悔しさしかなかったです。でもあのメンバー(峰、桐生順平ら)と、すごい緊張感の中でガチンコで戦えたのは良い経験になりました」

 ―先月閉幕したSGオールスター(芦屋)は6186票を集めて2年連続2度目の出場。初日の1走目に4コースまくりで万舟券を演出。本領を発揮した。

 「SG初出場の宮島大会はイン逃げで1勝。今回はまくりで勝てて良かった。お客さんはそれを期待していると思うので。5日目は2着2本だったので、もう一本1着を取りたかったです」

 ―オールスターを振り返ってみてどう?

 「イン戦とか大事なところでスタートを遅れてしまい調整をミスしたりと、ここに向けて準備をしてきたつもりなのに、まだまだ未熟だった」

 ―逆にトップレベルを肌で感じて得たものは?

 「今節もエンジン出しとかは、皆に認めてもらっているから、そこは私の武器。この武器を磨きあげながら精度を上げるのと、早く仕上げるのが今の課題。エンジンを出すのとレース足は違うから。その辺の見極めをもう少し頑張らないと」

 ―今さらだけど、伸びに特化したスタイルを確立したのはいつから?

 「混合G1に初めて出場した20年2月の地区選(蒲郡)で伸び型のエンジンを引いた。どれだけ通用するのか分からず全部6着の覚悟で行ったら、5点ぐらい持って帰れた。そこでエンジンが出ていたら通用することが分かった。その後に藤山翔大さんと一緒の開催でいろいろと聞いて、そこからペラがうまい野添貴裕さん(引退)に頭を下げてペラを節間教わったのが最初ですね」

 ―では、この伸び型スタイルは4年目だね。

 「今は業界にチルト3度の人も出てきて面白い。菅章哉さんとはオールスターで意見交換ができた。またそこに私なりのアレンジを加えて改良して今に至ります」

 ―今後チルト3度はあるの?

 「私は多分やらない。今の0度でも伸びるのに、3度にする意味がない。入れるならコースは内側がいいし、スタートのリスクもあるから。私はワガママなんです(笑い)。伸び一本仕様は21年でやめて、22年からはバランスを取っています」

 ―まくり姫のキャッチフレーズはどう感じているの。

 「恥ずかしいけど、超うれしい(笑い)。レース場でも『オイ!姫』とか言われる。親しみも込めて呼んでくれるのはありがたいです」

 ―オフの日は何をしていることが多い?

 「最近はヨガで体感を鍛えたり、ゴルフのスクールにも行っている。ラウンドは年イチぐらいだけど。私は何でもハマったらとことんやる性格で練習するのが好きなんですよ。その準備をするのもすごい好き。だから周りからは変と言われますね」

 ―今後の目標は。

 「今年最大の目標は、8月に地元の津で行われるレディースチャンピオン。そこでG1を今度こそ優勝したい。水面でまくり姫と叫んで応援して下さい」

 ◆高田 ひかる(たかだ・ひかる)1994年8月5日、三重・名張市生まれ。28歳。三重支部の113期生として13年11月津でデビュー。15年3月まるがめで初勝利。18年5月下関で初優勝。通算41優出、7V。特技はどこでも寝られる、すぐ寝られること。157センチ、49キロ、血液型A。次走は6月11日に開幕するG3第10回イースタンヤング(とこなめ)の予定。

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