◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク1―7中日(31日・ペイペイドーム)
中日・涌井秀章投手が7回3安打1失点の好投で1か月ぶりの今季2勝目を手にした。これで交流戦では通算26勝目。最多27勝のヤクルト・石川に次ぎ、ソフトバンク・和田、元巨人、ソフトバンクで活躍した杉内に並ぶ2位タイに浮上。チームの連敗も2でストップさせた。
最速150キロ、キレ味抜群のシンカーとチェンジアップでソフトバンク打線を翻弄した。涌井が「昔からここで投げると調子が良くなる」という敵地・ペイペイDで、ロッテ時代の17年から5連勝を飾り「今日はシンカーもチェンジアップも良かったので奥行きを使ったピッチングができた。(相手に)チェンジアップ意識させている中で、ストレートでいったりとか、うまい具合に木下がリードしてくれた。自分もうまくいけたかな」と女房役に感謝した。
交流戦26勝目には「そこは何とも思わないんですよ。石川さんも和田さんもそこは意識してないと思う。そういうのは(現役が)終わって、おじいさんになってから(何か感じるん)だと思います」と締めた。