「どうする家康」で知名度急上昇の16歳・當真あみ、ホラー映画初挑戦「女優さんの悲鳴研究」

次世代女優として注目を集める當真あみ(カメラ・岡野 将大)
次世代女優として注目を集める當真あみ(カメラ・岡野 将大)

 女優の當真あみ(16)が9日に映画「水は海に向かって流れる」(前田哲監督)、16日に「忌怪島」(清水崇監督)の公開を控えて、次世代のブレイク候補として注目されている。

 2020年に地元の沖縄でスカウトされ、芸能界入り。昨年カルピスウォーターのCMキャラクターに選ばれ注目を集めると今年はNHK大河ドラマ「どうする家康」で家康(松本潤)の長女・亀姫を演じるなど知名度が急上昇。「SNSのフォロワーが増えました。『ドラマ見たよ』とか、コメントをもらうと『作品が届いているんだな』って、すごくうれしい」と声を弾ませる。

 「忌怪島」ではホラー初挑戦。「『キャー!』って悲鳴を上げたことがなかったので、いろんなホラー映画を見て、女優さんの悲鳴を研究しました」。笹野高史(74)との共演シーンが多く「優しい表情がガラッとシリアスに変わる瞬間の迫力がすごかった」。同級生に恋する女子高生を演じた「水は海に向かって―」では広瀬すず(24)と初共演。「現場での雰囲気から役柄になりきっていて、オーラがすごい」と圧倒された。

 抜群の透明感で将来有望な16歳は上京して約1年。「すっかり東京に慣れました。ゆっくり休日を過ごせる雑貨屋さんやカフェを見つけたいな」と現役女子高生らしい顔も見せた。(有野 博幸)

 ◆當真 あみ(とうま・あみ)2006年11月2日、沖縄県生まれ。16歳。20年10月にスカウトされ、芸能界入り。22年にTBS系ドラマ「妻、小学生になる。」「オールドルーキー」、23年に日本テレビ系「ZIP!朝ドラマ パパとなっちゃんのお弁当」、TBS系「Get Ready!」などに出演。22年、アニメ映画「かがみの孤城」で声優初挑戦。特技はピアノとバイオリン。身長160センチ。

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