【楽天】浅村栄斗が1試合2本塁打と奮闘も敗戦 石井一久監督「高めにポンと投げているようではしんどい」

スポーツ報知
9回1死、左越えに10号ソロ本塁打を放った浅村栄斗(カメラ・池内 雅彦)

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天1―3DeNA(30日・楽天モバイル)

 楽天は浅村が1試合2本塁打と奮闘するも、追い上げられず敗戦。借金は再び2ケタとなった。

 主将の意地を見せた。同点の2回、先頭打者として打席に立つと左翼席にソロ本塁打を放ち先制すると、1―3の9回1死でもソロ本塁打をたたき込んだ。4月18日のオリックス戦(京セラD)以来今季2度目の1試合2発。これで10号に到達し、11年連続で2ケタ本塁打をマークした。追い上げきれず黒星を喫したが「交流戦なのでいつも対戦するピッチャーではない。自分からしっかりしかけて打っていかないとズルズルいってしまうので、自分から攻めてタイミング合わせて打てたのでそれがいい結果になった」と前を向いた。

 しかし、DeNAの4番・牧には同点の4回2死一、三塁に左前へ勝ち越し打を打たれると、1―2の9回2死からは西口が甘く入った直球を左翼席へ運ばれ、ソロ本塁打を献上するなど4打数3安打2打点と打ち込まれた。石井一久監督は「高めにポンと投げているようではしんどい。次のバッターというのを想定しながらやらないと。いいバッターに対して投げる2―2のボールか。その結果的に大きい分かれ目になってくる」と険しい表情を浮かべた。

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