◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク13―5中日(30日・ペイペイドーム)
交流戦最多8度の優勝を誇るソフトバンクにいきなり洗礼を浴びた。今季ワースト13失点と自慢の投手陣が崩壊。打線も木下の2ランや、ブライトのプロ初適時打などで反撃はしたものの、終始大量ビハインドを背負う苦しい展開が続いた。
以下、立浪監督の一問一答。
―13失点した。
「(2回)2死からミスが出て、ポンポンとやられてしまった。今日ちょっと(ソフトバンク打線に)左を並べられて、左への課題はみつかった。あれだけ点取られたらさすがにね…。その中でしぶとくということではないが、点は取れている。明日は涌井が行きますけど、何とか最少失点で抑えてもらわないとなかなか勝機が出てこない」
―2回2死で、周東の当たりも福永に何とかして欲しかった。
「グラブ当たってるやつはアウトにしていかないといけないし。一生懸命やってるのはよく分かるので、練習から試合と思ってやってもらって、ああいうやつをアウトにしっかり出来るように。打ち取った当たりはアウトにしっかり出来るように」
―橋本も制球が定まらなかった。
「明らかに一つ(死球を)当ててからおかしくなってしまった。課題が制球力というところで、もう一度見つめ直してね。競った展開でもないところでああいうこと起こしてしまうと、当然相手にも迷惑はかかりますしね。いいボールはあるだけに。本人も課題は分かっているので、またしっかりやってもらいたい」
―2番にブライト。
「結果は出してくれましたし、いいところもあった。鵜飼もホームラン打ったりね。全て悪いところだけじゃない。いいところは自信にして欲しい」
―今後、左翼は相手投手の右、左で起用を考える?
「そうですね。これから交流戦は考えながらやっていきたい」
―明日にも自力Vが消滅。
「これだけ負けてたら当然だと思いますし。若い選手が、打った打たないとか、ミスがでたとか色んな結果が出ますけど、負けたことに本当に悔しさを持ってやっていかないと、このチームは変わらない。そこだけは大事にしてもらいたい」