【オリックス】山本由伸、19年以来2度目交流戦開幕投手「最高のパフォーマンスができるように」

スポーツ報知
オリックス・山本由伸

 オリックス・山本由伸投手(24)が30日の広島戦(京セラD)で19年以来2度目の交流戦開幕投手を務める。発熱のため登板予定だった20日の日本ハム戦を回避し、中16日で託された大事な一戦。「チームに迷惑をかけてしまったので、一日でも早く復帰できるように調整してきました。最高のパフォーマンスができるように」。強い決意をにじませ、自身3連勝となる4勝目を目指す。

 頼もしすぎるデータもある。赤ヘル相手に救援含めて通算4登板し、2勝無敗、防御率0・53(計17回で自責1)と圧倒的な成績を残す。「打線が線にならないように、とにかく一人ひとりを全力で打ち取っていけるように」。好調の秋山にも最後に対戦した19年は被打率2割2分厘(9打数2安打)と封じており、快投の期待が高まる。

 同カード2戦目(31日)に先発する田嶋も広島戦は通算3試合で2勝負けなし、防御率0・56。3戦目にはパ・リーグを席巻している高卒3年目右腕・山下が開幕5連勝をかけて交流戦初マウンドに上がる。スタートダッシュに向け、最高の鯉斬りローテが組まれた。

 「真剣勝負には変わりないので、いつも通り全力で。繰り返しになりますが、チームに迷惑をかけてしまったので、とにかく貢献できるように頑張るだけです」と背番号18。まずはエースが2年ぶりの交流戦Vへ、勢いをつける。(小松 真也)

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