【阪神】岡田彰布監督「出来過ぎ」勢い止まらん今季最長8連勝!貯金17で交流戦へ

スポーツ報知
勝ち投手の才木浩人を迎える岡田彰布監督(中央右)(カメラ・今成 良輔)

◆JERAセ・リーグ 阪神4―1巨人(28日・甲子園)

 猛虎が歴史的な勢いを加速させたまま、交流戦前の戦いを終えた。同点とされた直後の7回に3点を勝ち越し、今季最長の8連勝。直近16戦15勝で、5月は球団月間記録にあと1に迫る18勝(4敗)。岡田監督は「出来過ぎ。先発も頑張る、打線もうまく点が取れる。かみ合ってる結果」と、笑いが止まらない状態だ。

 連勝中は全て3点差以内で、4戦が1点差。先発が6回以上を3失点以内に抑えている。才木が7回、秋広に同点ソロを被弾したが、直後にノイジーが勝ち越しV打。大山が2点二塁打で続いて突き放した。「5番(佐藤輝)だけ打たないけど。まあ、1人ぐらいはいいかな」と苦笑した。

 今カードは、6回まで互いに1点以内の投手戦。初戦は1点ビハインドを逆転、2戦目は均衡を破る3得点。ラッキーセブンの集中打で決めた。指揮官は「先発も疲れてくる、ブルペン陣も勝ちパターンのそんないいピッチャーはいけないとか。7回って、そういうふうに何か起きるんじゃないかな」と、したり顔。直近3カードを7勝1敗で乗り込んできた天敵を、16年ぶりの本拠地4連勝で返り討ちにし「勢いだけじゃ、勝たれへんで」と、ご満悦だった。

 貯金17は、交流戦突入時では21年の自チームの16を更新しリーグ最多。2位との6ゲーム差もリーグ最大となった。独走して迎えるパ球団との戦いへ「相手のデータもあまりないと思うので、きっちりとした野球をやっていけばいい」と岡田監督。緩みそうな表情を引き締め直した。(宮崎 尚行)

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