G2「川口記念」優勝戦(川口オートレース場)は28日、第12Rで、8周回(4100メートル=斑走路)を、0、10メートルハンデ戦で争われた。レースは、最重ハンデラインの大外8枠からじっくりと追い上げた青山周平(38)=伊勢崎=が、5周回で先頭を進んでいた佐藤貴也を、アウトからまくり切って首位へ。そのまま、ポジションを譲らずにゴール線を1着で駆け抜けて、20、21年に続く大会3度目のVを飾った。2着は佐藤貴也、3着は中村雅人だった。
青山周平「やっと仕上がってくれました。今大会は本当に長かった(3日目まで未勝利)ですが、優勝戦が一番動いてくれましたね。メンバーの中でも一番良かったと思います。雨は降りましたが、コースは濡れていなかったので、タイヤは換えずにいきました。スタートはそこまで切れませんでしたが、1周回目でうまくいいところに付けることができたことが大きかった。これまで(川口で使用されている)消音マフラーでいい走りができていなかったので、自信はなかったですが、回数を重ねるたびに少しずつ良くなってきました。また、次に川口に来たときにこれを勉強にして頑張りたいです」