◆JERA セ・リーグ 中日1―3DeNA(28日・バンテリンドーム)
中日の連勝は3でストップ。借金は12となり、2017年以来、6年ぶりに最下位で交流戦を迎える。
先発・高橋宏は5回2死満塁で佐野に四球を与え押し出し。なおも、2死満塁から関根に2点適時打を許し、6回3失点(自責0)で降板。7試合勝ちなし、リーグワーストタイの6連敗となった。打線は9回2死一、三塁から石川昂が投手強襲の内野安打。1点を返し、今季11度目の完封負けを逃れた。立浪監督は「負けが続いているから、どうしてもピンチを迎えたら行き詰まる。乗り越えてほしい」と右腕に成長を求めた。
以下は立浪和義監督一問一答。
―最後に1点返した
「今日、立ち上がり相手の投手もよかったわけじゃない。先に点を取れなかったのが全て。高橋宏も立ち上がりからボール自体はよかった。守備の乱れから点を先に取られた。踏ん張れれば1番よかったけど、結果的に9回まで2安打。全てかなと」
―大貫、苦手にしている
「今日も相手の捕手がツーシームを有効に使えたのがちょっと崩せなかった要因かなと」
―石川昂の打球はあと少しで本塁打だった
「入っていれば先制点で、なおよかった。球場が広いんでね。これはしょうがないですね」
―高橋宏のストレートも戻ってきた
「ここのところ勝てていないので、負けが続いているので、どうしてもああいうピンチを迎えたら、行き詰まる。結果、先に点を取れなくても点をやらないで、相手は粘っていたわけで。乗り越えてほしい」
―46試合を終えて
「借金もたくさんありますし、日々、反省点はたくさん出ますけど、チームとして一つ一つクリアしていければ。パ・リーグも力のある投手が多い。しっかり戦っていけるように、前を向いてやっていくだけです」
―大島を2番に、大貫対策で
「先に点を取りたいというか、相性的にもよく打っているので」
―高橋宏が序盤から飛ばしていた
「飛ばしていたかは分からないですけど、ボール自体は1番。特にストレートにこだわって、序盤はいいボールを投げていたと思います」
―開幕からここまで試合を振り返って
「開幕から、もちろん点を取れないことで投手が窮屈になったこともありましたけど、ただやっぱりバンテリンという広い球場。もう一回投手は攻めていかないといけないし、今は若い選手も出ているけど、もっともっと頭の勉強、意識があれば防げたミスが多い。これから試合が続くからやっていかないといけない」