【広島】新井貴浩監督「ガンガンいってくれればいい」3位&貯金2で“鬼門”交流戦へ

スポーツ報知
5回1死一、三塁から2点三塁打を放った上本崇司(カメラ・馬場 秀則)

◆JERAセ・リーグ 広島3―1ヤクルト(28日・マツダスタジアム)

 広島が本拠ヤクルト戦2カード連続の3タテに成功し、同一シーズンではリーグ3連覇した18年以来の同カード6連勝を飾った。初回に菊池が放った21年6月13日のオリックス戦(京セラD)以来4本目となる先頭打者本塁打が決勝点。菊池は5回にもランエンドヒットで中前打を放ち、1死一、三塁から上本の三塁打で2点を追加した。先発アンダーソンは7回1失点の好投で来日1年目の昨季に並ぶ3勝目。9回は島内が締め、プロ初セーブ。9日ぶりに貯金2として3位をキープし、30日からの交流戦に突入する。

 以下、新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。

 ―初回に菊池の先頭弾で主導権を握った

 「キク(菊池)の先頭打者ホームランも見事だったし、(上本)崇司もしっかりあそこで転がしてくれた。まあでも、アンディー(アンダーソン)がナイスピッチングだった

 ―アンダーソンは無四球でテンポも良かった

 「テンポ良くストライク先行させて、高低にしっかり投げ分けていた。真っすぐが低めに決まって、高めにも。空振りもたくさん取れて、本当にナイスピッチング」

 ―2点三塁打を放った上本はユーティリティープレーヤーとして存在感が光る

 「いや、ユーティリティープレーヤーと思っていないですね。チームにとって欠かせない選手だと思っています。つなげることもできるし、かえすこともできる。粘って出塁することもできる。バッティングでも三拍子そろって、勝負強いところもある」

 ―9回は矢崎の3連投ではなく島内を送り出した

 「ニック(8回に登板したターリー)も3連投になったけど、矢崎は少し球数が多かったことを考えました」

 ―島内は2死一、二塁のピンチからの踏ん張りが今年の彼らしさ

 「そうだね。彼、初セーブかな? 頼もしいですね。今日も9回で2点差という厳しい場面でしたけど、ランナーを出しても落ち着いていますし、本当に頼もしいです」

 ―これで貯金を作った状態で交流戦に入る

 「そこはあんまり考えていない。数字的なものは、皆さんがね」

 ―交流戦前の最後のカードを3タテで勢いは付いたのでは

 「また明日1日空いて、交流戦に入っていくんですけど、ガンガンいってくれればいい。こっちもガンガンいこうと思っている。いつも言っているように、結果に関しては私だけが受け止めればいい。選手は何も気にすることなく、ガンガンいってほしい」

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