◆パ・リーグ ソフトバンク―ロッテ(28日・福岡ペイペイドーム)
ソフトバンク・牧原大成内野手が“朗希キラー”ぶりを発揮した。
ロッテ・佐々木朗に対し、3回まで1人の走者も出せずにいたが、0―3の4回。先頭の1番・中村晃が遊撃内野安打で初めて塁に出ると、牧原大が初球から3球続いたフォークを捉え、センター右に適時三塁打。「次につなぐ意識の中で、思い切ってスイングすることを消さずに打席に入りました。その結果がタイムリースリーベースにつながったと思います」と振り返った。
27日は左太もも筋損傷から復帰初戦で本塁打を放ったが、2戦目もバットで存在感を示した。さらに3番・近藤の左犠飛で三塁から牧原大が生還。この回2点を奪い、1点差に迫った。
牧原大は佐々木朗に強く、21年は3打数1安打の打率3割3分3厘、22年は10打数3安打の3割、23年も試合前の時点で3打数1安打の3割3分3厘、通算16打数5安打の3割1分3厘だった。そして、この日1打席目は空振り三振に倒れたが、2打席目で侍ジャパンの同僚右腕を攻略した。