【高校野球】東海大菅生・日当直喜 夏に手応え…花咲徳栄相手に5失点も最速147キロ

スポーツ報知
東海大菅生の日当直喜は花咲徳栄との練習試合で最速147キロをマークした(カメラ・戸田 幸治)

◆練習試合 花咲徳栄10―4東海大菅生(東海大菅生高G)

 東海大菅生のドラフト候補である日当(ひなた)直喜(3年)が6回から2番手で登板した。9回に味方の失策もあり一挙5失点も、最速147キロを記録。この日はフォークやスライダーなど変化球を花咲徳栄打線にうまく打たれる場面が目立ったが、21日に行われた近江(滋賀)との練習試合では自己最速を更新する151キロをたたき出した。「球速も上がってきましたし、状態は悪くないと思います。チームに流れを引き寄せる投球をしたい」と夏に向け、気を引き締めるとともに自信を見せた。

 4回で8安打を許す投球に上田崇監督(29)は「打たれると思っていました」とストライクを取りにいったボールを痛打されたことに、厳しい言葉が口をついた。それでも視察した巨人の木佐貫スカウトは「去年の秋より体のターンに鋭さが出ている。楽しみなピッチャーです」と高評価。センバツではチームを8強まで導いた右腕の球速は春夏連続甲子園に向け、まだまだ上がりそうだ。(雑誌『報知高校野球』取材班)

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