焼津中央が主将2人制を敷いている。ゲームキャプテンの半田友城(3年)は「3番・捕手」の大黒柱。チームキャプテンの山形壮馬(3年)はベンチから仲間の力を引き出す縁の下の力持ち。「プレーで見せていきたい」という半田に対し、山形は「声で引っ張る。試合中はデータをつけてチームの手助けになれば」と後方からチームを援護する。
今春は県出場を逃したが、敗者復活代表決定戦で昨秋の県準V・常葉大橘と7―10の接戦を演じた。「全員でひとつになれば、どんな相手でもやれると分かってすごくプラスになった」と、半田。2人の主将でまとまる焼津中央が、チーム一丸となって夏へと向かう。