【日本ハム】福田光輝がV打、初ヒーローインタビュー「いい打撃ができた」

スポーツ報知
2回2死二、三塁、中前先制2点適時打を放った福田

◆パ・リーグ 楽天1―3日本ハム(27日・楽天モバイル)

 今季ロッテからトレードで加入した日本ハム・福田光輝内野手(25)がV打を放ち、プロ4年目で初めてヒーローインタビューを受けた。27日の楽天戦に9番・二塁で先発し、2回2死二、三塁から先制の2点適時打。勝利に貢献し「チーム的に嫌な流れだった。いい打撃ができてよかった」と注がれる拍手に笑顔で応えた。

 「97年組」として燃えていた。4戦ぶりのスタメン起用で1打席目に楽天・松井友のチェンジアップを中前へ。「よく話すし、健矢や大海が投げている時は同学年なので援護したい気持ちがある」。4勝目を狙った先発・鈴木、前夜に力投報われず黒星を喫した伊藤の分まで、力強くバットを振り抜いた。新庄剛志監督(51)も「よく2アウトから打った」と目を細めた決勝打。得点圏打率は3割6分3厘。勝負強さが光る。

 大阪桐蔭―法大を経て19年ドラ5でロッテへ。25歳で訪れた転機も「絶対プラスになると思っていた」。小、中、高、大で主将を務めただけに責任感も人一倍。26日の逆転負けはベンチから見つめ「悔しかった。だから何とかしたかった」と自ら負の流れを断ち切った。試合後はここからだと言わんばかりに「結果を出すだけ。練習頑張ります」とバスへ乗り込んだ。「シャイニング」の愛称を持つ男が、自己最多出場16試合目で勝利の立役者になった。(堀内 啓太)

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