【中日】ドラフト2位・村松開人が初のサヨナラ打 球団新人では大豊泰昭以来34年ぶり

スポーツ報知
お立ち台でポーズを決める細川成也(左)と村松開人 (カメラ・上村 尚平)

◆JERA セ・リーグ 中日3X―2DeNA(27日・バンテリンドーム)

 新加入の2人が今季初のサヨナラ勝ちに導いた。9回2死二塁、ドラフト2位・村松が俊足を飛ばして一塁内野安打とし、二塁走者が生還。ウォーターシャワーでびしょぬれの村松は、初のお立ち台で「完璧なファーストゴロでした」とファンを笑わせた。この日は途中出場だったが、24試合で先発出場している明大出身の内野手。球団の新人でサヨナラ打は、1989年8月23日・阪神戦(ナゴヤ)の大豊泰昭以来、34年ぶりだ。

 現役ドラフトで加入した細川は、古巣の大物助っ人・バウアーからの2発攻略した。2点を追う初回は4号ソロを左翼席、6回は同点ソロを右翼席に放り込んだ。「自信になった」と、7年目で初の1試合2本塁打。4安打で打率を3割4分2厘に上げた。

 チームは今季最長タイで2度目の3連勝。5位・ヤクルトに0・5ゲーム差とした立浪監督は「(バウアーから)簡単に点を取れると思っていない中で細川が2発。勢いに乗っていきたい」と最下位脱出を見据えた。(森脇 瑠香)

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