【広島】森下暢仁、7回無失点で284日ぶり勝った「みんなの前で勝てたら、と思って戻って来た」

スポーツ報知
ファンの声援に応える森下暢仁。右は会沢翼 (カメラ・馬場 秀則)

◆JERAセ・リーグ 広島4―1ヤクルト(27日・マツダスタジアム)

 スタンドから「お帰りなさ~い」の大合唱でお立ち台に迎えられた。森下にとって4年目で初めて、声出し応援の熱狂に包まれた本拠地のマウンド。「みんなの前で勝てたら、と思って戻って来た」。7回3安打無失点の快投で、昨年8月16日の中日戦以来、284日ぶりの勝利を挙げた。

 21年東京五輪では決勝で先発するなど日本を金メダルに導いた。だが、今年3月のWBC出場の道は自ら断った。「極端に痛みがあったわけじゃなかったけど(チームで)優勝したい気持ちでコンディションを整えたかった」と、昨年10月に右肘を手術。選出されていた侍ジャパン強化試合を辞退した。WBC欠場も意味する決断だったが、夢を捨ててまで、カープでの優勝を誓った。

 開幕に間に合わなかったものの、4日のDeNA戦で復帰して4試合連続で2失点以下。そして、4試合目で白星をつかんだ。新井監督は「彼が持っているものを考えると、もう一段階(上が)ある」とさらなる期待を寄せた。

 チームは7日ぶりの3位&貯金1。昨年の交流戦で森下は3戦3敗、防御率6・05と炎上し、チームも開催3年連続で最下位となった。「ここが一番大事なところ」。鬼門で完全復活を証明する。(畑中 祐司)

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