日本ダービーはジョッキーとして毎年乗りたいレース。残念ながら今年は当日に東京でプレーするにもかかわらず、騎乗馬がいません。もどかしさがないと言えば噓になりますが、しっかり切り替えて自分に与えられた場で全力を尽くします。
12Rの目黒記念は、昨年の日本ダービーでコンビを組んだプラダリアの手綱を執ります。今回は京都記念(3着)以来3か月半の休み明け。3週続けて追い切りにまたがり、仕上がり具合をつぶさに確認してきました。
先週までは昨秋と同様、調教でいいタイムが出ていても「休んで気持ちがもうひとつ入ってこない感じ」がありました。ですが、今週の栗東・坂路では好調時に近い動きと雰囲気。しっかり負荷をかけてきた効果が出て、態勢が整いました。
デビュー時から大きな期待を寄せていたディープインパクト産駒。これから大きな舞台で戦っていくことを考えれば、最低でも賞金を加算しておきたいところです。距離やコースに全く心配はありませんし、結果を出して次の舞台へと導くつもりです。(JRA騎手)
【東京】
9RジョディーズマロンB
12Rプラダリア A
(本紙評価)