こんにちは、山本です。今日も梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、木曜日のこと。久々に自宅にじっくりといたもので、録画していたテレビ番組でも見ようかとテレビをつけ、見たい番組にカーソルを合わせたのですが、突然ハードディスクの電源が落ち、全くつかない状態に…。実は数週間前からたまに映像が飛んだり、止まったりする事象があったのですが、今回は電源が全くつきません。メーカーに問い合わせると、老朽化による故障ではないか、と返ってきまして、直すにはデータを初期化するという話。録画データを取り出そうとすると、10万円を超える費用がかかると言われ、新しいHDDを買うことに…。
壊れたハードディスクには何度も見てきたスポーツ名勝負や、好きだったドラマなどなど多くの番組を保存してきたのに、調子が悪かった時になぜ、データを移さなかったのか。思わぬ出費は痛いですが、それ以上にデータを失ったことに関して、結構ショックを受けております。あんな番組、こんな番組、これから再放送してくれるのかな。いずれにせよ、何事も備えあれば憂いなし。先手、先手の対策は大事です。
ということで、前振りも弾まぬままに、そろそろ本題へ。今日は明日のダービーデーを見据えつつ、3歳牡馬戦線を振り返ろうと思います。
ダービーのオッズを見ながら、こうもイッキに変わるものかな、と少し驚いております。当ブログや紙面でもしつこいぐらいに混戦、混戦…とあおってきた、今年の3歳牡馬戦線。正直、皐月賞前にダービーで単勝1倍台の馬が出現するなんて、全く思っていませんでしたよ。しかし、皐月賞の【ソールオリエンス(牡、父キタサンブラック)】の衝撃的な勝ちっぷりがすべてをひっくり返してしまった感じですよね。
ただね、個人的にリバティアイランドの時ほどのインパクトではなかったんですよ。リバティの桜花賞は良馬場、圧倒的に内が有利だったトラックバイアスを考えると、大外から突き抜けた差し切りは度肝を抜かれました。ソールオリエンスは確かに強かったのだけど、道悪でトラックバイアスも不明瞭な感じはありますし、何か穴党のワタクシでも果敢に立ち向かっていこうかなという「隙」はあるような気がする。あと、今年はオークスもそうだったんだけど、他路戦組よりも桜花賞、皐月賞組を重視して、予想はしたつもりです。
ということで、今年の関西馬のエース格は【ファントムシーフ(牡、父ハービンジャー)】。この馬、実は当ブログとの付き合いは深い。元々、この馬との併せ馬に乗っていた福永Jが「あの併せた馬、走るわ」とつぶやいたことで、調べたことがきっかけ。その馬の調教を以前から親しくしていた梛木助手がつけていたこともあり、よく話を聞くようになったのですが、とにかく彼が絶賛する。正直、父も派手ではなく、チェックもしていなかったけど、そこから和田竜J、福永J、ルメールJときて、ダービーではレジェンドの武豊Jでしょ。こんな豪華リレーでダービーまで来るとはねぇ。実は皐月賞前に梛木助手だけでなく、ルメールJも口にしていたのが「跳びが大きいので、本来は東京向き」という言葉。舞台適性でいえば、前回よりも今回です。
今年は期待していた馬が一瞬、オッと思うんだけど、なかなか続かなかったなぁ、という一年でしたね。昨夏の新馬Vに胸を躍らせた【フェイト(牡、父リアルスティール)】に、音無厩舎なじみの血統で未勝利勝ちが強かった【セレンディピティ(牡、父ドゥラメンテ)】などなど。特に矢作厩舎に関しては、今年に入ってから戦線離脱した【ミッキーカプチーノ(牡、父エピファネイア)】なんですよね。あの馬の葉牡丹賞勝ちを見た時ぐらいかな。今年の3歳牡馬戦線で主役誕生と思ったのは。
その中で今週の紙面でも書きましたが、友道調教師も「うまくいかなかった世代」と牡馬に関しては表現していました。恐らく、その筆頭格と言えるのが【グランヴィノス(牡、父キタサンブラック)】だったのではないか、と推測しています。とはいえ、結果的にダービー2頭出しまでこぎ着けたのは、名門の底力といったところでしょうか。中でも1年を通じて、グランヴィノスと同じように期待値が高かったのが【シャザーン(牡、父ロードカナロア)】だったかと思います。結局、もう紙面をご覧の方はご存じかと思いますが、今年の祭典を託した馬です。
そうそう、メンバーを見ながら改めて。ここにディープ産駒がいないのは、やっぱり寂しいなぁ。来年はハーツが、再来年はドゥラメンテがラスト。ベタな言い方ですけど、有終Vに夢を託すというのがPOGの醍醐味、いや、最近の動画風に言えばロマンだったりします。
ネット限定「厳選馬」にいきましょか。
京都5R・4ジュンフカリ(初戦は道悪で2、3戦目はソエに泣いた。「もう問題ないし、悪くないと思う」と友道調教師。ここは相手関係も楽)
続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。
京都3R・9アオイコウキ(初戦上がり最速の脚繰り出したマイルに戻って)
京都12R・1トーホウディアス(内で器用にためれば、直線で抜け出す脚あり)
東京5R・3サンライズフォルス(パワーを要する洋芝で圧勝。初ダート投入は吉と出る)
東京10R・12パーソナルハイ(前走は積極的に出していった。具合はいい。もう一度狙う)
今日はここまで、また明日です。ではでは
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