クラファンでトレーニングルームリニューアル「支援に感謝」…三上大勝代表取締役GMのコンサ便り

スポーツ報知
リニューアルされたトレーニングルーム(クラブ提供)

 前回当欄掲載後の4月下旬、宮の沢のクラブハウスにあるトレーニングルームがリニューアルされた。これは昨年12月から1月末にかけてトップチーム強化のために初めて試みたクラウドファンディング「VICTORY ROAD PROJECT 2022―23」の支援金によるもの。クラブHPでも掲載させて頂いたが、この場も借りて改めて感謝をお伝えしたい。

 フォーカスしたのは、〈1〉選手の体づくり、〈2〉負傷後の回復、の2点。事前にフィジカルコーチや選手にも相談し、「こういうものが必要」という希望を出してもらい、8割方は現場のリクエストに沿う形で新しい器具もそろえることができた。選手自身が必要としていた環境で、オープン後は今まで以上にトレーニングルームに入っている人数や時間も増している。今季も負傷者は出ている状況だが、負傷後もプラン通りに復帰できている選手が多く、大きな要因にトレーニングルームもあると感じている。けがをしにくい体づくりにも、間違いなくつながっていくはずだ。

 後押ししてくれた方々への感謝をいつまでも胸に刻めるよう、床にはプロジェクト名をロゴとして入れた。何事も時が経つと忘れがちで、選手やスタッフの入れ替えもこの先あるかもしれない。それでも、今回の大きな感謝は絶対忘れてはいけない。そんな強い思いを込め、記させてもらった。

 クラファンでは目標1億円を掲げた中で1億965万4669円が集まった。今回のリニューアルには、その5分の1程度にあたる約2000万円を使わせて頂いた。皆さんの熱く温かい思いと、それを一つ具現化できたトレーニングルーム。ファン、サポーターとの距離はまた一つ縮まったのではないかと、ありがたく感じている。残る支援金も、トップチーム強化へ有効に活用させて頂きたい。

 新型コロナも5類移行となり一部ファンサービスも段階的に再開している現状で、選手もこれまで以上に感謝を込めて対応してくれている。クラブとしてもチームとしても活気が出ている状況で、その円がもっともっと大きくなっていく手応えも感じている。試合の結果とともに、感謝を形にしていけたらと思っている。(株式会社コンサドーレ代表取締役GM 三上大勝)

 ◆三上 大勝(みかみ・ひろかつ)1971年9月17日、室蘭市生まれ。室蘭大谷高、札幌大を経て、94年から2年間、当時JFLのNEC山形でプレー。ポジションはDF。99年に当時の札幌の運営会社「北海道FC」入社。00年から強化部スカウト。07年に強化部長に就任し14年からGMを歴任。同年から一般社団法人コンサドーレ北海道スポーツクラブの代表理事も務めていた。22年1月、コンサドーレの代表取締役GMに専任となった。

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