西山の土曜注目馬【東京・１１R欅S】

　【東京・１１Ｒ欅ステークス】昨年のユニコーンＳは非常にメンバーレベルが高く、現在９頭がオープン馬だ。その３歳重賞で３着に好走した◎バトルクライは２、３勝クラスを連勝でパスすると、２走前にはリステッドＶ。前走の根岸Ｓは勝ち馬が次戦のフェブラリーＳを制したレモンポップで相手が悪すぎたが、０秒２差の３着。初タイトルはお預けとなったが、力は十分に示したと言える。

　前走後は放牧でリフレッシュ。帰厩後は５週続けて美浦・Ｗコースで併せ馬を行い、好時計を連発している。状態面は申し分なく、東京・ダート〈３〉〈３〉《１》《１》〈３〉着と相性抜群。鞍上の川田は３戦連続で騎乗で手の内に入れているはずで不安要素は何もない。オープンのここはきっちり賞金を加算しておきたい。

　ルコルセールの前走は課題のゲートを無難に出て好位２番手で運べたのが勝因。こちらも放牧効果で良化。スタートさえまともなら初の７ハロンでも上位争いに加わる。ケイアイロベージは差す形が板につき、２戦連続でラスト３ハロン最速をマーク。東京替わりで末脚の威力が増す。