◆スケートボード UPRISING TOKYO Supported by Rakuten 第1日(26日、東京・有明アリーナ)
ストリート女子予選が行われ、同大会最年少10歳の志智優咲(ゆさ)が20位で予選を通過。27日の準決勝に駒を進め「初めて世界の人がいる大会に出たので、すごい緊張しました。一生懸命滑りきって、良い点数が取りたいです」とはにかんだ。1位は吉沢恋(ここ)、2位は前田日菜、3位は杉本二湖(にこ)、4位は織田夢海(ゆめか、サンリオ)。今大会、2019~23年の期間に五輪やXゲームなどの大きな国際大会で優勝経験のある選手はシード権を持つ。東京五輪銅メダルの中山楓奈(ムラサキスポーツ)らは準決勝から出場する。
小柄な体を最大限に使った。国際大会初出場の志智は「いつも滑っているところは日本人ばかりなので、外国人がいて、ちょっとドキドキしました」。それでも、レールを使った技などを決め「全部はできなかったけど、比較的決めていたトリックはできた。うれしかったです」と笑顔を見せた。
現在小学5年生で、競技を始めたのは小学2年生。「一生懸命頑張って、メイクできた時が楽しい」と魅力にとりつかれ、練習は平日で3時間、休日で5時間こなす。今後の目標は米国・ロサンゼルスでスケートボードをすること。「もっと大きい大会に出て優勝してみたいです」とまだまだ飛躍するつもりだ。