神戸・吉田孝行監督、イニエスタの退団決断に理解「もちろん残ってほしい気持ちはあるが、契約について…」

スポーツ報知
神戸・吉田孝行監督

 神戸の吉田孝行監督が26日、次節のFC東京戦(27日・ノエスタ)に向けたオンライン取材に応じ、7月1日の札幌戦(ノエスタ)を最後に退団する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタについて言及した。

 25日の会見はチーム関係者全員が出席。背番号8の様子を後方から見つめていた指揮官は「スーパースターが来てくれたことはチームにとってとてもうれしいこと。ヴィッセルだけでなく、リーグにも大きな影響を与えてくれた」と在籍した5年間を振り返った。

 イニエスタが出場機会を求めての退団であったことには「試合に長く出たい希望はあると思う。もちろん残ってもらってヴィッセルのために頑張ってほしい気持ちはあるが、契約のことについて何か言える立場ではない。そこに関して何か言うつもりはない」と意向を尊重。「7月1日まで試合はある。残りの期間、チームの戦力になってもらいたい」と奮闘に期待した。

 背番号8が入団した翌年の2019年に加入し、副主将として主将をサポートしてきた元日本代表MF山口蛍は「自分が神戸に来るにあたって、アンドレスとプレーしたいという思いもあった。イレギュラーな存在。最後まで一緒にやりたかったのは本音ですけど、プロのサッカー選手である以上、試合に出たいというのはあって当然。そこは理解しているつもりです」と話した。

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