【岩田　康誠の熱血！！競馬道】初の７ハロン楽しみなビーアストニッシド　安土城Ｓなど最終週の京都

　今週で約１か月半にわたる京都開催が終わります。ホームという感覚がある競馬場での、約２年半ぶりとなる開催。始まるまでは非常に待ち遠しかったのですが、終わってみれば本当に早かった。アッという間でしたね。新しくなったスタンドからは皆さんの声援もしっかりと聞こえましたし、秋の開催ではＧ１が４レース組まれています。その時は大歓声の中で、存在感をしっかりと示したい。そう、強く思っています。

　今週も土、日ともに京都でのプレー。日曜メインの安土城Ｓはビーアストニッシドに騎乗します。休み明けだった前走の読売マイラーズＣは勝ち馬から０秒３差の６着と頑張ってくれました。昨年はクラシック戦線を走っていましたが、本来は短い距離でこそ、と思っていた馬。初めての７ハロン戦はむしろ楽しみですし、上積みも見込めるはず。一気に押し切るつもりです。

　土曜は重賞の葵Ｓ。テラステラと初コンビです。相手なりに走れそうな印象を持っていますし、ここ２回は重い馬場でもあったようですからね。ロスのない立ち回りで一つでも上の着順を狙っていきます。（ＪＲＡ騎手）