【日本ハム】ドラフト３位・加藤豪将が２回にＮＰＢ初安打　初の出場選手登録即「６番・二塁」で先発出場

◆パ・リーグ　日本ハム―ソフトバンク（２５日・エスコンフィールド）

　日本ハムのドラフト３位・加藤豪将内野手＝メッツ傘下３Ａシラキュース＝が２５日、本拠地でのソフトバンク戦に「６番・二塁」でスタメン出場。１点を追う２回先頭の第１打席でソフトバンク先発右腕のガンケルから中前打を放ち、ＮＰＢ初安打をマークした。メジャーでは、ブルージェイズに在籍していた昨年４月２７日（日本時間２８日）のレッドソックス戦で初安打を放っていた。

　この日、初めて出場選手登録されて即スタメン出場。試合前は「勝つためには自分に何ができるかというのを、マイナーの時から今までずっと考えている。勝ちたいだけですね。こっち（日本ハム）の方が緊張します。圧倒的にですね」とＮＰＢデビューを前に高ぶる気持ちを明かしていた逆輸入ルーキーが、出場初戦で結果を残した。

　春季キャンプ直前に右人さし指骨折、３月の右腹斜筋肉離れと２度の故障離脱もあり、開幕１軍を逃した。９日に２軍で実戦復帰し、６試合で打率２割１分１厘、０本塁打、１打点だった。

　◆加藤　豪将（かとう・ごうすけ）１９９４年１０月８日、米カリフォルニア州マウンテンビュー生まれ。２８歳。３歳で日本に移り、約２年で再渡米。１３年ドラフト２巡目でヤンキースから指名。マーリンズ、パドレスを経て昨季はブルージェイズとメッツ。昨季初出場したメジャーでは８試合で７打数１安打。マイナーは９年間通算８４４試合で５５本塁打、３１８打点、打率２割５分４厘。１８５センチ、９１キロ。右投左打。