ラグビー・リーグワンBL東京のリーチ・マイケル(34)の母校・札幌山の手高が、7月22日に札幌ドームで行われる日本代表対サモア代表のテストマッチで、全校応援(生徒数約720人)を行うことが24日、分かった。日本ラグビー協会は同日、今秋のW杯フランス大会に向け、6月から始まる合宿に参加する日本代表メンバー36人を発表。前回主将で4大会連続代表入りを目指すリーチも選ばれ、本番への“壮行試合”として全校応援が決まった。
札幌ドームは19年に開催されたラグビーのW杯日本大会会場となったが、日本代表戦が行われるのは初。W杯1次リーグで同組となるサモア戦は、注目のカードだ。高校時代の恩師・佐藤幹夫総監督(62)は「マイケルが日本代表として道内でプレーするのは初めて。学校の協力に感謝、在校生の力も借りW杯4大会連続代表入りと、初の4強進出を後押ししたい」という。さらに「スケジュールが合えば、母校での激励会も検討したい」と話した。(小林聖孝)