【オリックス】紅林弘太郎が初のサヨナラ弾 巨人から加入の広岡大志にも初安打 中嶋聡監督「元気にやってくれたらいい」

スポーツ報知
9回1死一塁から逆転サヨナラ2ランを放った紅林(カメラ・渡辺 了文)

 ◆パ・リーグ オリックス6×―5楽天(24日・ほっともっと神戸)

 オリックスが今季3度目のサヨナラ勝ちを収めた。1点を追う9回1死一塁で紅林がプロ初のサヨナラ本塁打。「いつもだったら代打。あそこで監督が打席に立たせてくれた。勝ちにつながる一打を打つために、ずっと練習してきたので」と中嶋聡監督の思いに応え、指揮官からはヘッドロックで祝福された。リーグトップタイの5勝目を狙った先発・田嶋は6回2失点。得意の楽天戦は20年10月22日(楽天生命=現楽天モバイル)で敗れたのを最後に、最近20戦負けなしの10連勝とキラーを継続した。

 巨人からトレードで加入し、初先発だった広岡にも初安打。4回2死二塁から三塁内野安打を放ち「とりあえず一本出てよかった」と安どの笑みを浮かべた。首位・ロッテと2差は変わらなかったが、4連敗からの3連勝と再浮上の気配。中嶋監督は「年に1回か2回ぐらい。(成長が)超スローペースで来るし、なかなか我慢が必要な選手でございます」と冗談交じりに紅林の仕事を褒め、広岡には「元気に思い切ってやってくれたら、それでいい。どんどん(元気を)出してくれたら」と呼びかけた。

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