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J2大宮・原博実本部長が会見「まずは借金を返す」 強化部の体制は「いるメンバーで乗り越えたい」

記者会見したJ2大宮の原博実フットボール本部長(左)と原崎政人監督
記者会見したJ2大宮の原博実フットボール本部長(左)と原崎政人監督

 J2大宮の原博実フットボール本部長、原崎政人新監督が24日、さいたま市内のクラブハウスで記者会見を行った。

 大宮は第16節終了時点で8戦未勝利(1分け7敗)、4勝1分け11敗で最下位に転落。クラブは昨年5月から指揮した相馬直樹監督を19日に解任し、原崎政人ヘッドコーチの新監督就任を発表した。初陣となった21日のホーム・仙台戦は1―1で引き分けた。

 原本部長は「相馬監督には感謝していて、選手に対して誰にでも公平に接してくれたし、選手の強度は上がった。ただ、それで結果が出ない。去年は24試合で10敗しかしていないが、今年は16試合で11敗してしまった。今は自信を失っていることも含めて判断した。仙台戦から指揮した原崎監督は、このチームでの経験もある。彼の経験を生かしてもらい、大宮をもう1度ここから這い上がっていくために力を出してもらいたい」と話した。

 原崎新監督は「ヘッドコーチとして相馬監督を支えていくことができず、非常に悔しい。責任を感じている。最下位から必ず這い上がっていく意志をサポーター、スポンサーの方々に見せないといけない。成績を残すのが我々の仕事。そのためにもう一度、自信や勇気を持って戦えるチームを作るため、自分がやれることがあるのではと引き受けることにした」と語った。

 また、原本部長は強化部の勝野洸平氏が新たにトップチームコーチに就任することを明かした。

 ◆原本部長に聞く

 ―現実的な目標は残留か?

 「今すぐ残留というより、まずは借金を返したい。1試合1試合、全力で勝ち点3を目指して戦う。自分たちのバランスが崩れてしまったチームを、もう1回正常というか、戦えるチームに戻すことだと思う」

 ―3年連続で5月に監督交代。影響は大きいのでは。

 「例えば、関口(凱心)や村上(陽介)らの(24年)加入が決まっている。そういうところの方が(試合に)出やすい選手もいる。監督が変わることは、選手にとっては違った視点で選ばれるという逆のメリットもある。どうしても監督って、ある程度好き嫌いがある。今回は新しい原崎監督に代えて、選手たちにどう自信を持たせるかをやってほしい。兆しは少しずつ出ている。(監督交代が)決して良いと思っていないけど、今はああいう判断が必要だったと思う」

 ―夏の補強の方針は。

 「夏の補強よりも、選手たちが自信をなくしている。1人1人は頑張っているけど、つながっていない。ちょっとのミスがすぐ失点にいってしまう。(補強で)誰かだけを獲ってきて、人を入れたから変わったという簡単なものではない。根本の戦い方のベース、ポジショニングなどをどう改善するかだと思う」

 ―今後、強化部の体制を変える方針は。

 「勝野がトップチームのコーチになることは一昨日決めた。今、強化部をすぐ補充したいと行ってる状況ではない。すぐ外から(補充する)というのは考えてない。いるメンバーで乗り切ることが大切だと思う」

 ―引き続き、原本部長や秋元利幸強化部長を中心に進めるか。

 「そうですね。僕はVENTUSもアカデミーも見ている。秋元もトップチームもやりますが、みんなでシェアして見にいく。秋元と橋本(早十)しかいない。いるメンバーで乗り越えたい」

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