ラグビー日本代表WTBの超新星、木田晴斗が初招集「スタート地点に立った」…秋のW杯へ6月合宿から本格始動

スポーツ報知
木田晴斗

 日本ラグビー協会は24日、9月開幕のW杯フランス大会に向け、本格始動する日本代表36人と日本代表候補10人を発表した。日本代表は6月の浦安合宿(千葉)に参加していく。今季リーグワンで飛躍した東京ベイのWTB木田晴斗が初選出となった。発表を受けて同日にオンライン会見し、「このメンバーに絡んでいくのが今季の目標でもあったし、結果が出てうれしかった。でもまだスタート地点。ここからが勝負」。母からも発表後に連絡が来て「スタートに立った感じやな」と送り合ったという。

 立命館大から昨春に東京ベイに入団し、今季はレギュラージーズンでリーグ2位の16トライを量産。20日の埼玉(旧パナソニック)との決勝では決勝トライでチームの初優勝に貢献。新人賞を獲得した23歳のCTB長田智希(埼玉)とも並んで名を連ねた。

 大阪・関西大倉高時代から「海外でプレーする」のが夢だった。立命館大時代に、日本が初の8強入りした19年W杯日本大会が開催され、「友達と見ているときに松島(幸太朗)選手だったり、両ウィングが活躍している姿を見て、よりW杯に出たいな」と夢舞台への思いが強まったという。

 小学4年時には極真空手で「世界一」を経験。キックにラン、フィジカル面の強さが持ち味だ。6月の浦安合宿(千葉)から代表活動を本格始動させ、9月8日開幕のW杯を目指していく。24歳のホープは「まずはジャパンでしっかりアピールして試合に出るところを目指していきたい」と意気込みを示した。

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