【巨人】平内龍太、自己最長タイ3回0封…最速154キロ、原監督の金言で復調

スポーツ報知
4回から2番手で登板した平内龍太(カメラ・中島 傑)

◆JERA セ・リーグ 巨人3―6DeNA(23日・東京ドーム)

 力勝負でねじ伏せた。試合の流れを引き戻すように、平内龍太は右腕を振り抜いた。4回から2番手で登板。5回2死で4番・牧の初球にこの日最速154キロを計測し、最後は2ボール2ストライクから153キロの内角直球で遊飛に打ち取った。6回も続投し、自己最長タイ3回を1安打無失点。3回までに5点を奪われる劣勢だったが「どんな状況であれ、自分の役割をするだけ。テンポ良く投げることがいい結果につながりました」と試合を引き締めた。

 昨年11月に右肘クリーニング手術を受け、育成から再出発。今月14日に支配下復帰したが、16日のヤクルト戦(静岡)では2点を奪われるなど本来の状態には遠かった。そんな時、ブルペン投球中に原監督から「ボールの角度」について指導を受け、復調のきっかけをつかんで好投につなげた。「これからも継続していけるように」。昨季53登板の右腕が完全復活すれば、チームに大きなプラスを生む。(小島 和之)

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